『「69」ピンク色の衝動』
2026/01/25(日)
夕立が降り出しそうな、ひどく蒸し暑い午後のことでした。指は、部活帰りの重い足取りで住宅街の坂道を登っていました。額に張り付いた前髪を、その名の通り細く器用な指先で払い除けたとき、角にある一軒家の庭先で、彼女――隣の家に住む美緒さんと目が合いました。
彼女は、少し高い位置にある植木に手を伸ばして、萎れかけた花を摘み取っているところでした。薄手のブラウスが、腕を上げたことで脇のあたりを心許なく覗かせていて、指は反射的に視線を逸らそうとしました。けれど、彼女の「あら、指くん」という柔らかい声に、心臓が跳ねて足が止まってしまいます。
彼女の指先は、土に触れて少しだけ汚れていました。それなのに、指の目にはその汚れさえも、大人の女性が持つ生活の艶やかさのように映って、ひどく眩しかったのです。17歳の、まだ誰の肌にも触れたことのない無垢な掌が、じわりと汗をかき始めます。
「そんなに顔を赤くして、熱でもあるの?」
そう言って彼女が、屈託のない笑みを浮かべながら門扉まで歩み寄ってきました。ほんの数歩。けれど、指にとっては、一人の少年が一生をかけても埋められないような、圧倒的な「大人との距離」を突きつけられた瞬間でした。彼女から漂う、石鹸とわずかな日向の匂いが、彼の幼い自尊心を優しく、そして残酷にかき乱していきます。
「ううん、大丈夫です。ただ、ちょっと暑くて」
指は、声が裏返りそうになるのを必死で抑えて答えました。嘘でした。彼の体温を上げているのは太陽のせいではなく、すぐ目の前で首筋の汗を拭っている彼女の存在そのものでした。
その時、遠くで低く重い雷鳴が響き、大きな雨粒がアスファルトを叩き始めました。瞬く間に景色が白く霞むほどの土砂降りになり、美緒さんは「わっ、大変!」と声を上げて、指の腕をひょいと掴みました。
「濡れちゃうわ、早く中に入って!」
彼女の手のひらの柔らかさと、そこから伝わる確かな体温。指の細い腕には、彼女が思っている以上に強い衝撃が走りました。17年間、大切に守ってきた――あるいは守られてしまった――「童貞」という名の孤独な殻が、その一瞬の接触でひび割れていくような錯覚を覚えます。
促されるままに彼女の家の玄関へ駆け込み、扉が閉まると、外の激しい雨音は遠くへ追いやられました。静まり返った薄暗い玄関で、二人きり。美緒さんは「ごめんね、強引に」と笑いながら、棚から真っ白なタオルを取り出して、指の濡れた髪にそっと掛けました。
「風邪引いちゃうものね。ほら、じっとして」
彼女がタオルの上から、指の頭を包み込むようにして優しく髪を拭き始めました。彼女の指先が、布越しに頭皮に触れるたび、指は息を止めることしかできません。見上げれば、すぐそこに彼女の鎖骨と、雨に濡れて透けたブラウスの境界線がありました。
甘い香りが鼻腔をくすぐり、指は自分の指先が震えているのを隠そうと、拳をぎゅっと握りしめました。愛されたい。けれど、どうすれば「近所の指くん」から脱け出して、彼女のその瞳に一人の男として映ることができるのか、彼にはまだその術が分かりませんでした。
美緒さんは手を止め、ふと顔を近づけると、濡れた睫毛を震わせながら指の目を見つめました。
「指くん……顔、すごく熱いよ?」
その視線には、母性のような慈しみと、それだけでは片付けられないような、どこか艶っぽい好奇心が混ざっているように見えました。
「悪いわね、タオルだけじゃ足りないわ。服も、下着までびっしょりじゃない」
美緒さんは困ったように眉を下げると、指の濡れたシャツの襟元を気遣わしく整えました。彼女の指先が、ほんの一瞬だけ彼の鎖骨に触れ、指は感電したかのように肩を震わせました。
「お風呂、沸いてるから。シャワーだけでも浴びてきなさい。風邪を引いたら、私、お母さんに合わせる顔がないもの」
彼女に背中を押されるようにして連れて行かれた脱衣所には、生活感のある温かい匂いと、先ほどまで彼女が使っていたのであろう洗いたてのタオルの香りが充満していました。指は、心臓の鼓動が耳の奥でうるさく鳴り響くのを感じながら、独りで取り残されました。
鏡に映った自分は、ひどく幼く、頼りなく見えました。けれど、震える手でシャツのボタンを一つずつ外していくと、自分が「男」としての肉体を持っていることを、嫌というほど意識せざるを得ません。
浴室の扉を開けると、白く立ち込める湯気の向こうに、少し小ぶりな浴槽がありました。お湯の表面には、彼女が選んだのか、淡いラベンダー色の入浴剤が溶けています。
指はゆっくりと湯船に身を沈めました。熱いお湯が、雨で冷え切った肌を刺すように包み込みます。けれど、彼の体温を最も熱くさせているのは、この家のどこかに彼女がいて、自分のために湯を沸かし、自分が脱ぎ捨てた服を片付けてくれているという事実でした。
すると、曇りガラスの向こう側で、脱衣所の電気がカチリとつく音がしました。
「指くん、替えのタオルと、主人のなんだけど……Tシャツ置いておくわね」
彼女の声が、湿った空気を通してすぐ近くに聞こえました。指は湯船の中で膝を抱え、彼女との距離を想像して息を呑みます。
「あと……背中、流してあげようか?」
冗談か、それとも深い慈愛から出た言葉なのか。彼女の影が扉の向こうで揺れるのを見つめながら、指は声にならない声を喉の奥で飲み込みました。
「ええ……っ!?」
指の口から、情けないほど裏返った声が漏れました。湯船の中で身体を縮め、溺れるように顔だけを出して扉を見つめます。冗談だ。そう自分に言い聞かせようとした瞬間、カチリ、と小さな音を立てて浴室の扉が開きました。
そこには、先ほどまでの穏やかな「近所の奥さん」とは少し違う、どこか熱を帯びた瞳の美緒さんが立っていました。
彼女は迷いのない手つきで、履いていた膝丈のタイトスカートの裾を掴みました。それを太もものあたりまで無造作にたくし上げると、白く眩しい脚を惜しげもなく露わにして、濡れたタイルの上へと踏み込んできたのです。
「何よ、そんなに驚いて。親戚の子をお風呂に入れてあげるのと一緒よ?」
彼女は笑っていましたが、その頬は湯気のせいだけではなく、ほんのりと赤らんでいました。たくし上げたスカートを片手で押さえながら、彼女は洗い場の小さな椅子に腰を下ろします。指のすぐ隣。腕を伸ばせば、その柔らかな太ももに指先が触れてしまうほどの距離でした。
浴室という密室の中、湿り気を帯びた空気が、彼女の纏う香りを濃密に指の鼻腔へと運びます。17歳の彼は、あまりの刺激に目が眩み、ただお湯の中で指を強く組み合わせて、破裂しそうな心臓を落ち着かせることしかできません。
「ほら、こっち向いて。背中、流してあげるから」
彼女の手が、濡れたスポンジを手に取って、指の肩にそっと置かれました。石鹸の泡が彼の肌を滑る感触。それは、今まで知っていたどんな優しさよりも刺激的で、同時に、彼が渇望していた「大人からの愛」そのもののようでもありました。
指は、彼女のスカートの裾から覗く、たくし上げられた布の重なりと、そこから続く白い肌を盗み見ることしかできません。
「指くん……、震えてるわよ? 私のこと、そんなに怖いの?」
耳元で囁かれた吐息混じりの声に、指の理性の限界が近づいていました。
「……はい」
指は、それ以上言葉を紡ぐことができませんでした。喉の奥が熱く焼けるようで、絞り出した肯定の返事は、激しい雨音にかき消されてしまいそうなほど小さく震えていました。
怖かったのは、彼女ではありません。彼女に触れられた瞬間に、自分の中に芽生えた、今まで知らなかった「男」としてのどろりとした衝動が、自分自身でも制御できないほど膨れ上がっていることが怖かったのです。
美緒さんは、その短い返事を聞くと、ふっと満足そうに目を細めました。彼女の濡れた掌が、石鹸の泡とともに彼の背中をゆっくりと滑り降ります。円を描くように、慈しむように。まるで、まだ幼い少年の心を一つひとつ解きほぐしていくような、残酷なまでの優しさでした。
「素直な子ね……」
彼女の呟きが、湯気とともに指の耳朶を打ちました。たくし上げられたスカートの裾からは、彼女の膝が指の腕に微かに触れ、その熱がダイレクトに伝わってきます。指は、自分の指先をギュッと握りしめ、お湯の中でただじっと耐えていました。
愛されたい。でも、このままでは自分が壊れてしまう。
「指くん、そんなに固くならなくていいのよ。ここは私とあなた、二人だけなんだから」
彼女の手が、肩から首筋へと這い上がってきました。その指先が、彼の耳の裏をそっと撫でたとき、指の心臓はついに限界を迎えるかのように跳ねました。
美緒さんは、彼の背中にそっと胸を預けるようにして身を乗り出し、彼の肩越しに横顔を覗き込んできました。濡れた髪から滴る雫が、二人の肌を伝って混じり合います。
指は、石像のように固まっていました。背中に感じる彼女の柔らかな体温と、首筋をかすめる吐息。それらすべてが、17歳の彼にとっては許容量を遥かに超えた熱量でした。
動きたくても、動けない。もし今、わずかでも肩を動かして振り返ってしまったら、自分の中にある「少年」という最後の理性が粉々に砕け散ってしまう。それが分かっているからこそ、彼はただ、浴槽の縁を白くなるほど強く掴んでいることしかできませんでした。
「どうしたの? 息、止まってるわよ」
美緒さんの声は、どこか楽しげで、それでいてひどく艶っぽく鼓膜を震わせます。彼女の濡れた指先が、指の首筋から鎖骨へと、泡をなぞるようにゆっくりと回り込んできました。たくし上げられたスカートから覗く彼女の膝が、彼の腕に押し当てられ、密室の熱気はさらに濃密さを増していきます。
指は、目の前の曇った鏡に映る、自分の無力な姿を見つめるのが精一杯でした。頬は上気し、瞳は潤み、憧れの女性を前にして指先一つ動かせない。そんな情けない自分を、彼女は今、どんな目で見ているのだろう。
「指くん……私のこと、見てくれないの?」
背後から回り込んできた彼女のもう片方の手が、彼の頬にそっと添えられました。吸い付くような手のひらの感触。逃げ場のない甘い香りに包まれ、指の心臓は、まるで鳥の羽ばたきのように激しく、胸の内で暴れています。
動けないまま、けれど心の中では、彼女という深い海に溺れてしまいたいという切実な願いが渦巻いていました。
美緒さんは、彼の耳元に顔をさらに近づけ、その震える指先に自分の指を重ねました。
「そんなに震えて……かわいいわね」
その言葉は、彼にとって最大の賛辞であり、同時に、逃げ場を完全に奪う最後の一撃でした。
美緒さんは、動けないでいる指の戸惑いを楽しむかのように、ふふっと小さく微笑みました。彼女は洗い場の椅子から立ち上がると、湯船に浸かっていた指の腕を優しく引き、彼をその場に立たせました。
お湯から引き上げられた指の身体を、浴室の熱い湿気が一気に包み込みます。羞恥心と高揚感で頭がどうにかなりそうな彼を逃がさないように、美緒さんは指の背後からぴたりと身を寄せました。
そして、彼女は指の脇の下から、ひょいと首を傾げるようにして顔を覗かせました。
「あ、やっと目が合った」
下から覗き込むようなその仕草は、少女のような無邪気さと、すべてを見透かしている大人の余裕が入り混じった、残酷なまでに魅力的なものでした。指の視界には、濡れて束になった彼女のまつ毛と、至近距離にある潤んだ唇が飛び込んできます。
「指くん、顔……真っ赤。そんなに一生懸命、何を我慢してるの?」
彼女の吐息が指の顎のあたりをくすぐります。脇の下から差し込まれた彼女の細い腕が、指の胸元にそっと添えられました。たくし上げられたスカート越しに、彼女の太ももの熱が指の腰回りに直接伝わり、密室の温度はさらに数度上がったかのような錯覚に陥ります。
指は、自分の指先がどこにあるのかさえ分からなくなるほど、感覚が麻痺していました。のぞき込まれた瞳から視線を逸らすことすらできず、ただ、美緒さんの瞳の中に映る、余裕のない自分を見つめることしかできません。
「お姉さんに、何してほしいか……言ってみて?」
挑発するように、けれど慈しむように紡がれたその言葉。指の喉が、こくりと大きく鳴りました。
「何 隠してるの? 手をどけて」
美緒さんの声は、いたずらっぽくもあり、逃げ場を許さない絶対的な響きを持っていました。彼女は指の脇の下から顔を覗かせたまま、いたずらな猫のような瞳で彼を見上げます。
指は、無意識のうちに自分の股間を隠すように添えていた両手に、力を込めました。指先が白くなるほど強く。けれど、17歳の彼が必死に守ろうとしているその「秘密」は、隠せば隠すほど、彼女の前で露骨なまでの主張を始めていました。
「だめ……です、見ちゃ、だめだ」
震える声で拒絶しようとしましたが、美緒さんは止まりません。彼女は指の胸に添えていた手をゆっくりと滑り降ろし、彼の固く握られた拳の上に、自分の柔らかな指を重ねました。
「だめじゃないでしょう? 指くん。お姉さんが、綺麗にしてあげるって言ったじゃない」
彼女の指先が、指の掌の隙間に潜り込んできます。一つ、また一つと、彼の指を優しく、けれど抗えない力で解いていく。たくし上げられたスカートから覗く彼女の白い脚が、指の脚に密着し、逃げ道を完全に塞いでいました。
ついに、彼の指が解かれ、隠されていたものが露わになります。
「あら……」
美緒さんは、驚いたように小さく声を上げました。けれど、その瞳に嫌悪の色はなく、むしろ熱を帯びた、深い慈しみのような光が宿っていました。彼女は指の脇の下から完全に身体を入れ替えるようにして、彼の正面に立ちました。
「こんなに……。指くん、やっぱり嘘つきね。ちっとも『大丈夫』じゃないじゃない」
彼女はそう言うと、濡れた指先を伸ばし、彼が最も隠したかった熱い衝動に、そっと、羽が触れるような繊細さで指を添えました。
指のそれは、まるで自らの意志を持っているかのように、堂々と天を仰いでそびえ立っていました。17歳という若さが凝縮されたような、瑞々しくも猛々しい姿。表面は滑らかな、驚くほど綺麗なピンク色をしていますが、先端のカリの部分は怒張して力強く張り出し、周囲を威圧するかのように「えらそうに」反り返っています。
そこには、少年の未熟さを象徴するような余分な皮など一切見当たりませんでした。完全に剥けきったその姿は、包み隠すべき何物も持たず、ただ純粋な生命力と剥き出しの欲望を、美緒さんの目の前に晒し出しています。
「……すごい」
美緒さんは吐息をもらすように呟きました。脇の下から覗き込んでいた彼女の顔が、今やその「そびえ立つもの」のすぐ間近にあります。彼女の瞳には、湯気と期待に潤んだ指の顔と、それとは対照的に傲慢なほどに猛る彼の分身が、鮮明に映り込んでいました。
「皮ひとつなくて……なんて綺麗な形。指くん、ずっとこうして、私に見られるのを待っていたの?」
彼女の濡れた指先が、ピンク色に染まった茎を、下から上へとゆっくり、吸い付くように這い上がってきました。最も敏感に張り出したカリの縁に彼女の指が触れた瞬間、指の身体は電流が走ったように大きく跳ね、喉の奥から「あ……っ」という、声にならない熱い吐息がこぼれ落ちました。
たくし上げたスカートの裾から覗く彼女の白い太ももが、指の腰にぴたりと押し当てられます。逃げ場のない熱狂の中で、指は自分の指先を震わせ、彼女の肩を掴むべきか、それともこのまま崩れ落ちるべきか、激しい葛藤の渦に飲み込まれていました。
美緒さんは、感嘆の溜息を吐きながら、その白く柔らかな手のひらをゆっくりと動かしました。
そびえ立つピンク色の熱塊を、逃がさないように根元からじわりと、優しく包み込むように握り締めます。指は、全身の血流がその一点に集約されるような、猛烈な痺れに襲われました。彼女の手のひらは、浴室の湿気を含んでしっとりと吸い付き、少年の荒々しい拍動をダイレクトに受け止めています。
「大きいね……指くん……。こんなに、私の手から溢れそうなくらい」
彼女は、指の脇の下から顔を覗かせたまま、とろんとした瞳で彼を見上げ、わざと手のひらの中でその硬さを確かめるように、キュッと力を込めました。張り詰めたカリの部分が、彼女の柔らかな肉に押し潰され、そこからさらに一段階、熱を帯びて膨らんでいくのが分かります。
指は、もう立っていることさえやっとでした。天井を仰ぎ、口を半開きにして、荒い呼吸を繰り返すことしかできません。
「あ……く、美緒さん……っ」
「いいのよ、もっと熱くなって。お姉さんに、全部見せて?」
彼女はそう囁くと、包み込んだ手のひらを、皮の存在しない滑らかな茎に沿って、ゆっくり、ゆっくりと上下に滑らせ始めました。直接、指の神経を撫で回すようなその未体験の刺激に、彼は生まれて初めて知る「愛される快楽」の深淵へと、真っ逆さまに突き落とされていきました。
「旦那のなんかと、比べ物にならないわね……」
美緒さんは、うっとりと熱を帯びた瞳で、そのそびえ立つピンク色の熱塊を見つめました。彼女の掌は、指がこれまで抱えてきた「童貞」という名の孤独を握り潰すかのように、さらに力強く、それでいて慈しむようにその硬さを愛でています。
「こんなに固くて……ねえ、指くん。出すところも、お姉さんに全部見せて?」
彼女は指の脇の下から完全に身を乗り出し、彼の耳元で、とろけるような甘い声で囁きました。たくし上げたスカートの下の白い太ももが、指の腰をさらに強く圧迫し、逃げ道を塞ぎます。
美緒さんの濡れた指先が、パンパンに張り出したカリの縁を、わざとなぞるようにゆっくりと、円を描きながら滑りました。皮のクッションが一切ない剥き出しの先端は、彼女の柔らかな指紋が触れるたびに、ビクン、ビクンと傲慢なほどに跳ね、透明な雫を溢れさせます。
「ほら、ここ、すごく欲しがってる……。ねえ、我慢しなくていいのよ?」
彼女の掌が、上下に動く速度を少しずつ速めていきました。密着した二人の肌の間で、石鹸の泡がクチュクチュと官能的な音を立て、指の意識を真っ白に染め上げていきます。17歳の彼は、自分の中に溜まった熱い衝動が、もはや決壊寸前のダムのように、出口を求めて暴れているのを感じていました。
「あ……ああ……っ! 美緒、さん……!」
指は、もう恥じらいも何もかもを忘れて、彼女の肩にがっしりと自分の指を食い込ませました。
美緒さんの瞳に宿る熱は、もはや抑えきれないほどに濃くなっていました。彼女は指の脇の下から覗かせていた顔を彼の胸元に沈め、その分身を握る手のひらに、さらに熱い力を込めました。
「もっと、正直になって……。ほら、こんなに熱い……!」
彼女の言葉を合図にするかのように、上下にしごく手の動きが、一段、また一段と加速していきます。最初は慈しむようなゆったりとした動きだったものが、次第に指の理性を力ずくで剥ぎ取っていくような、激しく、容赦のないスピードへと変わっていきました。
クチュ、クチュ……という石鹸の泡が弾ける湿った音が、狭い浴室の壁に反響して、指の耳を支配します。皮の存在しない剥き出しのカリは、彼女の柔らかな掌が猛烈な速さで擦過するたびに、極限まで膨れ上がり、もはや爆発を待つばかりの熱い塊と化していました。
「あ……っ、あ……ああ!」
指は天井を仰ぎ、喉を激しく震わせました。美緒さんのたくし上げられたスカートから覗く太ももが、彼の激しい動きに合わせてぴたりと吸い付き、その熱さえも快楽のガソリンとなって彼を焼き尽くそうとしています。
美緒さんの手のひらが、摩擦で熱を帯び、彼の猛り狂う先端を何度も、何度も鋭く突き抜けていきます。そのあまりのスピードと、大人の女性が持つ巧みな愛撫の技術に、17歳の「指」という存在は、完全に彼女の手のひらの中で溶け去ってしまいそうでした。
「指くん、顔……すごくいやらしいわ……。ねえ、もう出ちゃう? 出しちゃうの?」
彼女は、限界ギリギリまで彼を追い詰めながら、さらに指先をカリの窪みに食い込ませ、最後の追い込みをかけるようにスピードを極限まで引き上げました。
「う、あああああぁぁっ!!」
指の喉から、獣のような、あるいは魂を絞り出すような雄叫びが上がりました。
その瞬間、張り裂けんばかりに膨張していた彼の先端から、白く熱い奔流が爆発的に解き放たれました。17年間、一度も外の世界を知ることなく蓄積されてきた若さの結晶は、重力を無視するかのように真上へと跳ね上がり、浴室の天井にまで届くほどの凄まじい勢いでほとばしりました。
一度では止まりません。美緒さんが手のひらを緩めることなく、さらにその「芯」をクチュリと力強く絞り上げたことで、二度、三度と、脈打つ鼓動に合わせて熱い衝動が何度も何度も、高く、激しく噴き出します。
「……っ、すご……っ!」
至近距離でその光景を目の当たりにした美緒さんは、顔を背けるどころか、感嘆の声を漏らしながらその様子を食い入るように見つめていました。彼女の頬や、たくし上げたスカートの裾、そして美しく整えられた鎖骨の上に、指の放った熱い証が点々と飛び散り、白く生々しく光っています。
指は、膝の力が抜け、彼女の肩に頭を預けるようにして崩れ落ちました。視界は真っ白になり、激しく波打つ胸の音だけが、静かになった浴室に響き渡ります。
すべてを出し切り、ぐったりと弛緩していく指の背中を、美緒さんは空いた方の手で優しく抱きしめました。
「全部、出せたね……。指くん、とっても立派だったわよ」
彼女の囁きは、雨音に混じってどこまでも甘く、少年の孤独だった17歳の終わりを告げるように、優しく彼を包み込んでいきました。
美緒さんは、放心状態で彼女の肩に寄りかかる指を、まるで宝物を扱うような手つきで支えてくれました。
「よく頑張ったわね、指くん。さあ、綺麗にしましょう」
彼女は、指の体に残る熱い証を、たっぷりの泡を立てたスポンジで丁寧に拭い始めました。特に、先ほどまで猛り狂っていた彼の「あそこ」を、彼女は最も重点的に、そして慈しむように洗っていきます。皮の存在しない、過敏なほどに剥き出しになった先端を、彼女の柔らかな指先がくるくると撫でるたびに、指は小さく体を震わせました。
すべてを出し切った後の、気だるくも甘い感覚。美緒さんは、彼が余韻に浸るのを邪魔しないよう、優しくシャワーで泡を流してくれました。
「指くん、先に上がってて。脱衣所に主人のTシャツと、あと、冷たい飲み物も置いてあるから」
彼女はそう言うと、たくし上げていたスカートの裾をゆっくりと下ろし、少し濡れてしまった自分の服を気にすることもなく、指を優しく浴室の扉へと促しました。
脱衣所に出ると、浴室の熱気とは対照的な、ひんやりとした空気が指の火照った肌を撫でました。そこには彼女が言った通り、清潔な香りのする大きなTシャツが用意されていました。それを身に纏うと、どこか「大人の男」の仲間入りをしたような、それでいて彼女の所有物になったような、不思議な高揚感が胸を締め付けます。
美緒さんは指を浴室から送り出した後、ひとり静まり返った空間に残りました。
まずは、指がその若さを爆発させた名残が点々と残る、タイルの上をシャワーで丁寧に流しました。天井から滴り落ちる雫とともに、彼の熱い衝動が排水口へと吸い込まれていくのを、彼女はどこか名残惜しそうに見つめていました。
それから彼女は、自分の体に付着した「指の証」へと視線を落としました。
たくし上げていたスカートは濡れ、太ももや鎖骨のあたりには、彼が必死に生きた証拠が白く生々しく光っています。美緒さんは、それをすぐに洗い流そうとはせず、そっと指先で触れました。まだ微かに熱を持っているかのようなその感触に、彼女の口元には自然と、艶やかな笑みが浮かびます。
「本当に……真っ直ぐな子」
彼女は独り言を漏らすと、ようやくシャワーを自分の体へと向けました。お湯が肌を叩き、指が残した熱をゆっくりと溶かしていきます。石鹸を泡立て、彼が触れた場所、彼が汚した場所を、慈しむように何度も撫で洗い、自分の中に残る彼の余韻を確かめるようにして全身を清めました。
浴室を出る頃には、彼女の肌は指に負けないほど赤らみ、しっとりと濡れた瞳には大人の女性特有の深い欲情が滲んでいました。
着替えを済ませ、居間に戻った彼女の髪からは、まだ水滴が滴っています。ソファに座る指の隣に腰を下ろすと、彼女はバスタオルを彼の膝の上に置き、そのまま自分の頭を指の肩へと預けました。
「指くん……お姉さん、さっきのことが忘れられそうにないわ」
彼女はそう囁きながら、Tシャツの裾から覗く指の細い指先を、自分の手でそっと握りしめました。
窓の外を確認した美緒さんは、ふっと小さく吐息をつきました。激しかった雨音はいつの間にか遠のき、軒先から滴る水の音だけが規則正しく響いています。
「あら……雨、止んだみたいね」
彼女は指の肩に預けていた頭をゆっくりと離すと、少しだけ寂しそうな、けれど元の「近所の奥さん」に戻ったような穏やかな微笑みを浮かべました。
「ごめんね、指くん。……今日はもう、時間切れ」
その言葉に、指の心臓がちくりと痛みました。つい数分前まで、この世の終わりのような熱狂の中に二人でいたはずなのに、現実は非情なほど静かに、そして正確に二人を元の場所へと引き戻そうとしています。彼女の旦那様が帰ってくる時間なのか、それとも、これ以上踏み込めば戻れなくなるという彼女なりの境界線なのか。
美緒さんは立ち上がり、指の濡れた制服を丁寧に畳んで紙袋に入れると、それを彼に手渡しました。
「着てきたTシャツは、返さなくていいわ。また……雨が降った時にでも、届けて」
彼女は玄関のドアを開け、外の湿った、けれど清々しい空気を部屋へと招き入れました。指は、まだ足元がふわふわと浮いているような感覚のまま、吸い込まれるように外へと踏み出します。
「指くん、またね」
背後で閉まったドアの音。指は、自分の指先に残る彼女の肌の感触と、Tシャツから漂う彼女の家の匂いを抱きしめるようにして、夕闇に包まれ始めた坂道を歩き出しました。
17歳の童貞だった彼は、もうそこにはいません。ただ、次に雨が降る日を、誰よりも熱烈に待ち望む一人の男がそこにいるだけでした。
あの日以来、指の日常は一変してしまいました。
机に向かっていても、通学路を歩いていても、ふとした瞬間にあの浴室のむせ返るような熱気と、美緒さんの柔らかな掌の感触が蘇ってくるのです。自分の「それ」を、旦那さんのものより凄いと褒め、うっとりと見つめてくれた彼女の瞳。その記憶がフラッシュバックするたびに、彼の股間は制服のズボンを押し上げるほど、猛烈に、そして傲慢に反り立ちました。
家に戻ると、彼は吸い寄せられるように自分の部屋へ駆け込み、鍵をかけました。
「美緒さん……美緒さんっ……!」
彼女の名前を喘ぐように呼びながら、彼は自分の指を、彼女の掌に見立てて動かします。けれど、どんなに激しくしごいても、あの時美緒さんが与えてくれた、脳が溶けるような甘い痺れには届きません。皮の存在しない剥き出しのカリを自分の指でなぞるたび、彼女の指先がそこを転がした時の感触が、幻影のように彼を責め立てました。
毎日、毎日。それこそ、身体の中の水分がすべて枯れ果ててしまうのではないかと思うほど、彼は自慰に耽りました。
出しても、出しても、彼女への渇望は収まるどころか、より深く、より黒く、彼の中に澱のように溜まっていきます。果てた後の賢者タイムに訪れるのは、静寂ではなく、隣の家で今まさに他の男と過ごしているかもしれない彼女への、狂おしいほどの嫉妬と独占欲でした。
Tシャツに残っていた彼女の家の残り香も、洗濯を繰り返すうちに薄れていきました。それが、彼をさらに焦らせます。
(また、雨が降れば……)
指は、真っ白になったティッシュを握りしめながら、暗い部屋で一人、窓の外の空を見つめるようになりました。17歳の純真さは、美緒さんの手のひらの中で、執着という名の歪な形へと変貌を遂げようとしていました。
夏の日差しが容赦なく照りつける午後のことでした。指は、あの日からずっと頭の中を支配している「お姉さん」の姿を、近所のスーパーの食料品売り場で見つけました。
美緒さんは、いつものように涼しげで上品な装いでしたが、その細い腕には、今にも底が抜けそうなほど重そうな、大きな買い物袋が二つも握られていました。袋の端からは長ネギや野菜が覗き、彼女の手のひらに食い込むビニールの持ち手が、あの日、指の熱い塊を握りしめた彼女の指先を連想させ、彼の胸を激しく騒つかせます。
指は、心臓の鼓動が耳の奥でうるさく鳴るのを感じながら、自然と彼女の元へと歩み寄っていました。
「美緒さん……それ、持ちます」
突然声をかけられ、美緒さんは少し驚いたように丸い瞳を向けました。けれど、それが「指くん」だと分かると、ふっとあの浴室で見せたような、いたずらっぽくも慈しむような微笑を浮かべたのです。
「あら、指くん。……ふふ、そんなに慌てて、顔が真っ赤よ?」
彼女の視線が、指の顔から、無意識に力が入ってしまった彼の逞しい腕、そしてその先にある指先へとゆっくりと移りました。毎日毎日、彼女のことを想いながら自慰を繰り返してきたその指先は、以前よりもどこか節くれ立ち、男としての熱を帯びているように見えたかもしれません。
「じゃあ、甘えちゃおうかしら。結構重いのよ、これ」
彼女から手渡された袋は、ずっしりと重く、17歳の少年の腕に確かな負荷を与えました。指がそれを軽々と持ち上げると、美緒さんは「頼もしいわね」と囁き、彼と肩が触れ合うほどの距離で歩き出しました。
スーパーを出ると、外はアスファルトが焼ける匂いがしていました。二人の間には、あの日以来となる独特の緊張感が漂っています。
「指くん、あのTシャツ……まだ着てくれてる?」
不意に投げかけられたその言葉。指は、自分の部屋でそのTシャツを抱きしめながら、何度も彼女の名前を呼んで果てた夜を思い出し、言葉に詰まりました。
「もう……しょうがないわね、指くん」
美緒さんは困ったように、けれど隠しきれない期待に瞳を濡らしながら、そっとキッチンの床に膝をつきました。彼女の膝がタイルに当たる小さな音さえ、指の耳には官能的な音楽のように響きます。
彼女の顔が、指の腰の高さに重なりました。美緒さんはためらうことなく、熱を帯びた手つきで指のジーンズのボタンを外し、ジッパーをゆっくりと引き下げます。
「毎日、お姉さんのこと……考えてたんでしょう?」
彼女が下着ごとそれを引き下げた瞬間、溜まりに溜まっていた指の「それ」が、弾けるように外の世界へと飛び出しました。あの日よりもさらに猛々しく、ピンク色の肌ははち切れんばかりに張り詰め、皮のない無防備な先端は、キッチンに漂う夕餉の香りを吸い込むように、ビクンと大きく震えてそびえ立ちました。
「……すごい。あの日よりも、ずっと逞しくなってる」
膝立ちになった美緒さんは、至近距離でその「えらそうに」反り返る熱塊を見つめました。彼女の吐息が、剥き出しのカリを直接くすぐります。彼女はたくし上げたスカートも気にせず、両手を指の太ももに添え、その美しいピンク色の先端に、そっと自分の唇を近づけました。
指は、キッチンのカウンターを後ろ手で掴み、全身を仰け反らせました。
「美緒……さん……っ!」
「静かに。誰かに聞こえちゃうわよ?」
彼女はそう囁くと、熱く硬くなった先端を、まずは舌の先でチョン、と突つきました。電気が走るような刺激に、指の腰がガクガクと震えます。
美緒さんは、上目遣いに指を見つめながら、その細く白い指先で彼の猛り狂う根元をしっかりと握り締めました。
「ん……っ」
彼女がその潤んだ唇を開き、パンパンに張り出したピンク色の亀頭をゆっくりと口内に含んだ瞬間、指の視界は火花が散ったように真っ白に染まりました。
口内は、浴室の湿気よりもずっと熱く、粘膜が吸い付くような濃密な感触。皮のない剥き出しの先端が、彼女の柔らかい舌に直接転がされるたびに、指の背筋にはこれまでにない激しい電流が走り抜けます。
「あ、あ、ああ……っ!」
指はキッチンのカウンターに指を食い込ませ、崩れ落ちそうになる膝を必死に支えました。毎日、自分の手で慰めていた感覚とは、天と地ほどの差がありました。彼女が喉の奥まで深く飲み込もうとするたびに、根元を握る手の力も強まり、逃げ場のない快楽が指の脳髄を直接かき回します。
美緒さんは、口に含んだまま、鼻にかかったような艶めかしい声を漏らしました。喉を鳴らし、吸い上げるようなその仕草は、まさに「大人の女性」が少年のすべてを奪い尽くそうとする執念さえ感じさせます。
「美緒さん、もう、それ……っ、だめ、すぎ、る……!」
指の腰は、自らの意志を無視して、彼女の口内を求めるようにビクンビクンと激しく突き上げてしまいます。毎日溜め込んできた17歳の精力が、今まさに、その熱い出口を求めて、出口の一点へと濁流のように押し寄せていました。
美緒さんは、彼が限界に近いことを察したのか、握った手にさらに力を込め、口の動きをより激しく、より深く加速させていきます。
美緒さんは、指の腰がガクガクと砕けそうに震えているのを感じると、逃がさないように根元をさらに強く握り込み、喉の奥を大きく開いて彼を迎え入れました。
「んむ……っ! んっ、んん……!」
口内を支配する極限の熱と、吸い付くような舌の動き。皮のない無防備な先端が、彼女の喉元に直接突き当たるたびに、指は天を仰いで声を押し殺しました。毎日、自室で悶々としながら溜め込んできた一途な欲望が、今、ダムの決壊のような勢いで一箇所に集まっていきます。
「美緒さん……出る、出ちゃうっ……!」
彼がそう叫んだ瞬間、美緒さんはわざと目を大きく見開き、彼をさらに煽るように強く、深く吸い上げました。
直後、指の身体が弓なりに弾けました。
「あ……あああああぁぁっ!!」
彼の熱い塊から、一気に精力が解き放たれました。それは彼女の口内で激しく爆発し、何度も、何度も、脈打つ鼓動に合わせて熱い奔流となって注ぎ込まれていきました。あの日、天井まで届いた勢いのすべてが、今は美緒さんの喉へとダイレクトに流れ込んでいきます。
美緒さんは、彼が放つ若さのすべてを拒むことなく、ごくり、ごくりと喉を鳴らして飲み込んでいきました。
やがて、指の腰がゆっくりと力なく崩れ、彼はその場にヘナヘナと座り込んでしまいました。荒い息をつきながら、涙目で美緒さんを見上げると、彼女は口の端に一筋の白い名残を滑らせながら、勝利した女神のような微笑みを浮かべていました。
「ふふ……。指くんの、あの日よりもずっと濃いわね。毎日、私を想ってくれてた証拠かしら?」
彼女はそう言うと、指の頬を優しく撫で、その指先を自分の唇でそっと湿らせました。
美緒さんは、出し切って呆然としている指の腰を優しく抱き寄せました。
「まだ、汚れちゃってるわね……」
彼女はそう囁くと、吐息が触れるほど至近距離で、ぐったりと横たわった彼の分身を再び見つめました。そして、名残惜しむように、先端に残った一滴までを丁寧に舌先で掬い取っていきます。
いわゆる「お掃除」――。
彼女の温かい舌が、敏感になったカリの裏側や、皮のない滑らかな茎を、隅々まで慈しむように舐め上げていくたびに、指の体にはまた別の、甘く痺れるような余韻が走りました。それは激しい快楽の後の、母親に甘えるような、あるいは愛する女にすべてを浄化してもらうような、ひどく心地よい時間でした。
「よし、これで綺麗になった」
美緒さんは最後に「ちゅっ」と小さな音を立てて先端にキスをすると、床に散らばった彼のジーンズを拾い上げました。
「今日も、これでおしまい。指くん、いい子ね」
彼女はそう言って、少年のように髪を乱された指の頭を優しく撫でました。あの日と同じ、突然の幕引き。けれど、その瞳の奥には「次はもっと奥まで教えてあげる」という、約束にも似た深い欲望が確かに宿っていました。
指は、彼女に促されるまま、ふらつく足取りで家を後にしました。
夕暮れの街を歩く指の体は驚くほど軽く、けれど心の中は、美緒さんという存在に完全に乗っ取られていました。毎日繰り返したオナニーでは決して得られなかった、充足感と、さらなる飢え。
指くんの17歳の夏は、まだ終わる気配を見せません。
完